漢方医学では、イボや腫瘤などのように体にとって余計なものは、お血(血の滞り)の一症状と考えて治療する。これらを取り除くためには、血行をよくする活血薬が必要だが、単純に活血薬を使えないケースもある。たとえば子宮内腹の近くにできた筋腫の場合、出血は避けられないが、だからといって止血薬だけの対処では、筋腫が取り除けない。また長期間の出血により、貧血になるケースも多い。この場合には補血薬を用いるが、出血が続く限り、根本的には治療できない。
このように子宮筋腫では、鮮血、出血、血虚という三つの病態が存在するので、治療には括血・止血・補血という三つの方法が必要である。この三つの病態は交互に現れ、括血と止血は正反対の働きであるため、治療も一筋縄ではいかない。
この難問を解決してくれるのが漢方薬の当帰である。薬理研究によると、当帰には子宮の収縮と弛緩という双方向の作用があることが判っている。また漢方医学的にも、活血・止血作用のほかに補血作用もあるので、子宮筋腫のどの病態にも使うことができる。処方としては、当帰を主成分(約七割含有)とし、補血・止血両方の作用がある阿膠を配合した婦宝当帰膠がある。日本で子宮筋腫によく用いられる桂苓丸は活血薬であり、出血がある時は使えないので、このような処方と合わせて用いるとよい。
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